2018年8月4日 心頭滅却すれば火もまた○○
暑い日が続いております。
それにしても本当に暑い。
毎年毎年
『それにしても今年は暑いよね』
と言っている気がします。
『去年は今年より冷夏だった気がするけどなぁ』とかね
夏になるたびに地球温暖化のことばかり考えています。
とりあえず周りの知り合いに
『今年は去年より涼しいなぁ』って言ってる人が本当にいません。
そりゃそうですよね、夏はいつでも暑いですし、快適とは決して言えないですもの。
と、夏の愚痴を言ってみましたが、今日のお話はそこじゃないのです!!!
うちの病院は開放感を『売り』にしているわけです。ただ院長が閉塞感を忌み嫌っているだけなんですが。
待合室の天井は4m50cm、
開放的な窓、
そして窓の外は光を遮ることのない芝
このように『NO MORE 閉塞感』を前面に押し出した作りとなっています。
そこで問題です。
開放感は広さだけでは得られません。何が必要でしょうか。
そうです
『日当たり』
です
さぁどんどん本題に近づいてきました。
いや、なかなか本題に近づいていないとも言いましょうか、いつも通りダラダラとした進行であります。
さてこの日当たりというのがこの季節曲者です。
病院は真北に向いているため、正直日はあまり入ってこないのですが、西日が差す夕方からガッチリ日が入ってきています。
その暑さたるや、、、、、
窓辺に置いてある青いロウソクが曲がってしまうほどです(これはスタッフ一同驚愕しました)
2台のエアコンは設定温度を18°Cとし、ガンガン冷気を出しています。もちろん設計時の計算ではある程度問題のないものになっているはずでしたが、蓋を開けてみたらこの暑さ。なぜに!!!ちゃんと冷気は出ているのに!!
もちろん暑い外から入ってきたときは少しは涼しいですが、この部屋は、エアコンがまるで『北風と太陽』の北風のように旅人の服をまさに吹き飛ばそうと躍起になって風を出しているような部屋とは思えない室温。さてどうしたものか、、、
そこで毎年毎年夏の温度が暑くなっていると勘違いしている院長先生は思います。
よし、この窓にカーテンをかけよう、と
日光さえ遮れば温度は確実に落ちるはずだ、と
こんな感じになりました。
もちろん遮光カーテンなどつけると、閉塞感がガッチリ襲ってきますし、そもそも外から中が全く見えなくなってしまう、そんな懸念からレースのカーテンにしてみました。
皆様の言いたいことはわかってます。
そうですよね、
日差しなんてそれで遮れるのか、ですよね
中が見えるレースに一体何が遮れるのか、ですよね
痛いほどわかります。
でも我が病院はできる範囲にはなりますが外面やインテリアに対して、そこそこのプライドや水準を持って仕事をしております。
そこでなんとなしのブラインドやカーテンが使えるはずがないじゃないですか!!!
だってこれもみてくださいよ、写真じゃわからないかもしれませんが水面の柄になってるんですよ!!
病院のイメージの浜と夏を融合したまさにこれしかないというデザインのカーテンなんです。インテリア担当はとてもお気に入りだそうです。
ということでカーテンを設置してみて、初の診察を迎えたところでの一句行きます!!
『暑いので 設置してみた 水面のレース 変化したのは 見た目の涼しさ』
心頭滅却すれば火もまた涼し!!
遮熱のレースの二重設置も検討します。