2018年3月16日 釣り針の誤食
海の近くにある病院ならではの症例なのですが、
意外と多いのが釣り針の誤食です。
当院の患者様は海辺を散歩される方がとても多いので、
落ちている釣り針をワンちゃんが誤って口にしてしまい、
気づいたら口から釣り糸がぶら下がっている…😣ということに!!
つい先日も釣り針が引っかかり来院された子は、針先に餌の様なものが付いていたそうです。
美味しい匂いがしたらつい食べてしまう子もいますよね。
釣り針には抜けづらくするためのフック(かえし)が付いていることも多いので簡単には抜けません。
また、誤って飲み込んでしまうともっと大変です。
釣り人さんには十分気をつけてもらいたいものですが、万が一誤食してしまった場合はなるべく早く病院へ来院下さいね🏥
また、お裁縫で使う縫い針や糸も飲み込みやすいもののひとつです。
↓
縫い針を誤食してしまった猫さんです😰💦
上あごに引っかかってしまってました。
紐や糸も、
たかが糸〜と思われがちですが、
糸は腸に絡まりやすく、そうすると腸はたぐり寄せられ、よじれた状態で閉塞してしまいます。
誤飲しても運が良ければ流れて便に出てきますが、閉塞した場合には命に関わります😵
誤食した所を目撃できればいいですが、見てない所で食べてしまっていることもあると思います。
吐き気が止まらない〜、いつもと様子が変!?などなどなど…
何よりも飼い主さんが気付いてあげることが大切です🎀
そんな時は様子を見ずに早めにご来院くださいね🚑